1947-11-20 第1回国会 衆議院 農林委員会 第49号
こういうようなことを考えてみますと、この際に農地改革を徹底化いたしまして、今日の當面するところの食糧の問題、農業生産力の増強のために努めなくてはならないのでありますが、かような點から私どもは農地の集團化ということにつきましても、大いに關心をもつておりますけれども、今日の社會的情勢からいたしまして、容易にそれを實現することはむずかしい點もありますけれども、徐々にそれをなす必要に迫られておるというふうに
こういうようなことを考えてみますと、この際に農地改革を徹底化いたしまして、今日の當面するところの食糧の問題、農業生産力の増強のために努めなくてはならないのでありますが、かような點から私どもは農地の集團化ということにつきましても、大いに關心をもつておりますけれども、今日の社會的情勢からいたしまして、容易にそれを實現することはむずかしい點もありますけれども、徐々にそれをなす必要に迫られておるというふうに
それからもう一つ間接税につきまして税率引上げが高過ぎはしないかという問題でございますが、間接税が擔税力に比準しない、一率に大衆に課税せられる缺點を有するのでありますから、一般の社會的情勢からみまして、非常に高率なる引上げをするということは、もちろん望ましいことではございません。しかし最近の國民所得は、特別の例外は別といたしまして、比較的一般に水準化している。